双極性障害はじめました!

双極性障害Ⅰ型のアラサーが店主です

今回の休職に至るまで

なぜ休職しなければならなかったのか

双極性障害と診断されてから現在に至るまで、私は幾度となく転職を繰り返してきています。

そのたびに思うのは「今度こそ大丈夫」という気持ち。

今回もそう思って入社をしました。しかし私は休職という選択をとることになりました。

大丈夫と思っていたのに、なぜ。

 

・入社に至る経緯

・入社~5ヶ月

・6ヶ月~7ヶ月

・休職~一時復職

・再休職

 

なぜ転職を繰り返す私が大手の内定をもらえたのか

現在私が籍を置いている会社は、グループ全体を通して大きな会社です。

今の会社に入社できたのは、就労移行支援事業所を活用していたからというのが大きな点かもしれません。就労移行経由のエージェントさんから会社の雰囲気を聞くことができたり、自分の得意分野などをしっかりと加味して面接を行ってくださいました。

一方で就職活動当時は、自分が生活保護受給者になってしまった、という現実もありました。一般より早急に就職活動を始めてしまったのも、これから話す些細なミスマッチを生んだ要因かと考えられます。

 

絶好調だった時期

5月入社だった私は、GW明けから仕事を始めました。ちょうど今から1年前くらいのお話です。私の抑うつエピソードとして、冬季うつがあります。5月になると症状が緩和されて、元気になってきますので、当時の私としては最適の入社時期でした。覚えることも多かったですが、かなり配慮をしてもらっていたので、定時には上がることができ、何不自由ない就労を行っていました。私の部署は11月の繁忙期に向けて徐々に忙しくなっていきましたが、それでも、新しいできごとに毎日ワクワクしていました。

 

訪れ始めた不調

11月の一番忙しい時期を目前に、私の心身に影響が起き始めます。体がとにかく重たく、肩に重石を乗せているような倦怠感。冬季うつの始まりでした。10月下旬には有休を頻繁に消化するようになりました。それでも、11月のイベントはなんとか乗り切り、達成感に満ち溢れていました。しかし、ひとつの大きな目標を達成したことで、急に自分の中のやる気メーターが減速していきました。また、このタイミングでパートナーと出会ったため、「もうがんばらなくてもいいかもしれない」という意識が頭をよぎったのでした。

 

「はじめて」の休職

そして12月中旬、主治医から1ヶ月半の休職診断書を受けとりました。実は私、これまでつらくなったら仕事を休む・休職する、ということをしたことがなく、毎回会社を辞めて、体調がよくなったら再就職して、の繰り返しでした。しかし、今の会社の規模を考えると辞めるのも惜しく、診断書を提出しました。結婚休暇と併せて、1月末まで会社を休むこととなったのです。
休職中は、仕事のことを忘れられ、心身ともに軽やかでした。また、パートナーとの新しい生活も始まり、自分の意識はすっかり仕事から離れていました。
2月の頭には仕事に戻り、最初の8日間は冬季うつの前の状態に戻ったかのように働けました。しかし、頭の中では復職の際に言われた「特別扱いしてもらいたいんでしょ」という上司の言葉がこびりついていました。自分は特別扱いしてもらいたい、と無意識にアピールしてしまっていたのか、気を悪くさせてしまっていたのか、思い悩んでしまい、結局2月の中旬に、再度医師から休職の診断書が下りるのでした。

 

休職中のいま

休職がスタートしたときは、まだ少し体が動いていました。パートナーに甲斐甲斐しく世話を焼いたり、外に出ることも普通にできていました。とにかく家でゆっくり過ごすことを心がけていましたが、一方で、今の会社では自分は働き続けられないのではないかと考えるようになりました。というのも、今の会社は「フルタイム5日間働き続けられる人が大前提」の会社なのです。就労移行支援の職員さんから「一番悪い時の働き方ができる会社のほうが合ってると思う」といわれました。たとえば私なら、冬季うつのときは、週3日5-6時間勤務がいいところ。そういう働き方が普段からできる会社がいいのではないか、ということでした。
気持ちはますます焦るばかり、3月から4月にかけては、あらゆる転職サイトに登録し、転職活動に注力するようになりました。

 

 

しかし先週から、かなり調子が戻ってきました。冬季うつ抜け、なのかもしれません。
今は「休職が明けたらバリバリ働こう!」という気持ちにシフトチェンジしています。
しかしながら働き続けられるかは別問題… そして会社側が受け入れてくれるかもわからない… 

 

私はいま、がけっぷちにいます。

 



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ちなみに私はカワウソのくるりシャム猫のレオを持っています。